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算命学(さんめいがく)とは
算命学は中国の哲学思想「陰陽五行説」をベースにした運命学。
中国占術を体系の祖先に持ち、日本で形となった占術です。
人の運命を学問的に読み解いていく哲学的な思想が特徴。
運命を読みとく占術であると同時に、運命の意味を見出すための学問とも言えるでしょう。
算命学は「天中殺」を割り出す占いとしても有名。そのため天中殺占いとも呼ばれます。
算命学ではこうして占う
算命学での運命鑑定に使うのは相談者の生まれた年、月、日の3つ。
生年月日から人体星図と呼ばれる図を作ります。これは人間の体の各部位に司緑星や天堂星といった運命を示す星をあてはめたもの。体の部位ごとにその人の性格を表している部位、健康運を示す部位など意味があり、どの星がどの部位に入っているかによって運命が解釈されます。
算命学で占えること
人生の意味を知り天職と出会う
算命学で占うのにもっとも適しているのは、あなたが生まれた意味を知ることではないでしょうか。
どのような宿命を持って生まれたか、そして過去の出来事やあなたの行動によって、どんな運命の流れにいま乗っているのかを読みときます。
本当の自分自身に気づき、天職に目覚めるための占いとして適しています。転職を成功させるためにも活かせる占術です。
⇒自分の宿命を占いで知る…それは生まれつきの体質を知るようなもの
天中殺を算出して厄除け、開運
天中殺とは12年、12ヶ月ごとに誰にでもある運気が不安定な時期のことです。
算命学はこの天中殺を割りだす占いでもあります。
この時期の過ごし方を知ることで危険を避け、エネルギーを温存し、次に巡ってくるチャンスをつかむための行動指針を決めれば厄除け、開運に活かすことができます。
恋愛運、結婚時期、相性占い
最近では恋愛占いとしても使われることが多い算命学。
生年月日のみで占えるので、相手の誕生日が分かれば相性占いができるというわけです。
天中殺を知るための占いでもあるので、恋人とうまくいかない時期、また進展させたい恋仲を深めるタイミングなどを見ることにも応用できます。結婚の時期を占うためにも使えます。
復縁、縁切りのタイミングを知る
天中殺の時期は恋人との別れのタイミングにもなりやすいと言われています。
天中殺を知っておけば、恋愛運が下がる時期を避けることで復縁を有利に進めることができるでしょう。
また、縁切りをしたい場合は逆に天中殺の運気を活かすこともできます。
妊娠しやすい時期
子宝占いとしても活かせる算命学。妊娠しやすい時期を占うことで妊活を効果的に進めることができます。
赤ちゃんがいつできるか占いで予想するのはもちろん医学的根拠のあることではありません。
しかし、授かるというのは神秘的なことでもあります。
漠然と先の見えない不妊に悩んでいても、なにか道を示す指針のようなものがあれば、希望を持って妊娠計画ができます。
その希望こそ、子宝運を上げるパワーになるのです。
占いと授かり運については以下の記事で詳しくまとめています。