Contents
九星気学とは
九星気学は中国の占いで用いられる九星術、五行説、干支をもとに1909~1924年頃、日本の園田真次によって体系化された占術。
占いの分野で「気学」という場合この九星気学を指します。
気学は吉方位と凶方位を占い、吉方位に移動することで運気を上げる開運占術。
吉となる方位を見るということで風水の一部のように捉えられがちですが、吉方に旅行したり引越ししたりして運をよくする占術は風水ではなくこの九星気学です。
<関連>風水 – 当たる占い師の見分け方、電話鑑定してもらうときのコツ
九星気学はこんなふうに占う
1.生まれた年ごとに決まっている九星を知る
九星気学ではあなたの生まれた年に九星をあてはめるところから占いが始まります。
生まれた年ごとに、一白水星(いっぱくすいせい)、二黒土星(じこくどせい)、三碧木星(さんぺきもくせい)、四緑木星(しろくもくせい)、五黄土星(ごおうどせい)、六白金星(ろっぱくきんせい)、七赤金星(しちせききんせい)、八白土星(はっぱくどせい)、九紫火星(きゅうしかせい)のどれかになります。
この九星は相性占いにも使われます。そのため九星気学は恋愛での相性鑑定にも強いと言われています。
2.九星ごとの吉方位、凶方位を知る
九星を定位盤(じょういばん。別名九星盤)と呼ばれる9つの方位が示された方位盤に配置。ここから吉方位、凶方位を知ることができます。
定位盤上の九星は年、月、日ごとに移動します。それによって、年、月、日ごとにあなたの九星にとってどの方角が吉となるか、凶となるかが決まります。
この九星の移動には天体の星のように規則的な周期があります。星の移動パターンが決まっているので、それに合わせて先を読み、開運のために吉方に合わせて移動、行動していくという開運法ができるわけです。
3.吉方位に移動して開運する
吉方位を確かめたら、その方角へ移動することで開運できます。
移動といっても色々ありますが、伝統的な気学の開運法としては吉方位に毎日通う「日参」、吉方位にある神社仏閣で水を汲んでくる「お水とり」などの方法があります。
簡単なものでは吉方位への散歩や旅行、本格的に人生を変えたいというような場合は引越しや海外移住という使い方もできるでしょう。
九星気学で占えること
九星気学で占えることは、ずばり開運のために向かうべき方向です。
金運を上げたい、恋愛運を上げたい、健康運が欲しい、出世運を高めたいなど、あなたの願望に合わせた開運法として総合的に活かすことができる占術です。
引越し先や転職先、子供の転校先を決めるときにも役に立つかもしれません。
いい出会いを求めているときに吉方の方のイベントに参加してみたり、仕事でアイデアが欲しいときに吉方位へ散歩してみるなどといった使い方もできるでしょう。
九星気学を使ういい占い師の見分け方
運をよくするための占術なので、開運アドバイスがしっかりできる占い師がいい占い師ということになります。
逆に凶方位でおどしてくるような占い師は避けたい。占われる側も神経質になりすぎないようにしたい。方角ばかり気にしていたら何も行動できなくなり、不安になり、それ自体が運気を落としてしまう原因になってしまいます。
気学は厳密な方位が重要です。東西南北をざっくり言うのではなく、厳密に南西や北西といった細かい方位を言える人がいい占い師です。
電話占いでは補助的に九星気学を使っている占い師が多いです。
「九星気学」が検索項目にあるヴェルニで探すと94名の占い師がヒットしますが、気学を専門としている占い師は少ないです。
電話占いで気学のアドバイスができるいい占い師を探すなら、プロフィールで得意としている占い方法をしっかりチェックしたいところです。