子供が欲しいのに、夫側の拒否が原因でレスになってしまっている。
その理由と解消法について書きます。
- 子供ほしいのにレス解消できない。
- 妊活したいのに旦那側拒否でレス。
- 仲がいいのにレス…なぜ?
- 子宝のために夫婦生活増やしたいけど拒否される。
- 友だちには「離婚したほうがいいよ」と言われている。
- 浮気されてるかもしれない。他に相手がいる? 飽きられた?
- 二人目子作りしたいけど産後レスがずっと続いている。
といったお悩みを解消するためのヒントになれば幸いです。
Contents
「妊活レス」の理由(夫が拒否する場合)

妊娠希望なのに、夫婦生活を拒否されています。仲はいいのに、どうして?
妊活をしたいのに夫側の拒否によってレス状態。
実はそういった状態の夫婦・カップルが多いのです。
なぜなのでしょうか?
その理由・原因をいくつか挙げていきましょう。
思い当たることはあるでしょうか?
1.疲れている
もっとも多い“言い分け”の一つがこれ。
「疲れてるから…」です。
この「疲れている」には2通りの意味があります。
本当に疲れている場合
1つは本当に疲労がたまっている場合です。
肉体的な疲労と精神的なストレスは男性に大きな影響をあたえます。
仕事などで常に強い緊張にさらされていると自律神経が乱れ、血流が悪くなります。また、男性ホルモンの分泌にも異常をきたします。
結果、実際に男性機能が低下してしまうのです。
男性にとって、夫婦の営みは激しく体力を消耗する行為です。
もちろん女性も肉体的な負担はありますが、男性が1回の行為で使うエネルギーは生体的に大きいのです。
翌日に集中しなければいけない仕事などを抱えているときは、本能的にエネルギーを温存するため営みを避けるようになります。
言い分け・口実
もう1つの「疲れてる」の意味は、嘘です。
拒否する口実として使われます。
言い分けとして疲れていると言う場合、半分は本当かもしれません。
しかし、パートナーを求める気持ちがあれば睡眠欲よりも性欲を優先するのが生物として自然です。つまり疲れているというのは言い分けにすぎないということです。
では、本当の理由は?
「疲れてるから」の一言に隠された拒否の理由を見ていきましょう。
男性としての自信がない
男性の自信がないことも夫婦生活を拒否する理由として一般的です。
もっとも男性のプライドに関わる部分ですので、なかなか打ち明けられません。
ストレス過多、栄養の偏りなどで30代でもEDになる人が多い時代です。
男性更年期
EDの原因の一つが男性更年期障害です。
男性ホルモンの分泌が減少することで起こります。
活力や意欲が低下して、異性を求める気持ちも弱まります。
一般的には40代以降に症状が現れるものですが、最近では30代でも男性ホルモンの減少による「プレ更年期」のような状態になっている男性が少なくありません。
落ち込みがちでため息が増える。うつっぽかったり、ダラダラしていたりする。そういった場合、男性ホルモンの分泌が低下している可能性があります。
これがレスの原因の場合、夫婦生活がなくなるだけでなく、普段のスキンシップも減る傾向があります。

そういえば、さいきん元気がないかも…。
浮気
一方、異性に対する意欲は旺盛、男性機能は活発…にも関わらず拒否される場合。
浮気をしている可能性があります。
- 他に相手がいる。
- そういうお店やサービスを利用している。
- 自分で処理している。
など、夫婦生活以外で欲求を満たしてしまっている。その結果、パートナーとの営みを避けることになります。
なぜなのでしょうか?
次にその理由を挙げてみます。
「家族感」が強くなって…
「家族感」が強くなってレスになってしまう夫婦も少なくありません。
パートナーが家族のような存在になってしまい、異性として見ることができなくなるということが起こります。
仲がいい夫婦なのにレス…という場合この理由が多いのです。
仲がいいだけに、レス解消もできなければ別れる決心もつかない…難しいパターンです。
相手を思う気持ちがあるので修復の可能性は十分にあります。
しかし、男性には“魔がさす”という瞬間があり、浮気に走ってしまうことも。
仲のいいパートナーがいるのに他に相手を求めるというのは女性には理解しづらい心理ですが、どちらかといえば肉体的な要求による行動です。

アタシ、家ではズボラすぎ…?
マンネリ?
夫が拒否する場合のレスを女性側から解消しようとする場合、まず思いつくのがマンネリを打破することでしょう。
セクシーなナイトウェアを身に着けてみたり、催淫作用のあるアロマを使ったりしたことがある方も多いはず。
しかし、生物学的に男性を考えればマンネリが原因でレスに陥るとは考えづらいことが分かります。
それはつまり、マンネリを解消しようとする努力はあまり効果的ではないということです。
多くの“その手の専門家”がマンネリ打破を推奨していますが、実はそうした愛と性の専門家の方々自身がみずからの悩みを解消できずにいるものです。
もちろん、魅力的なランジェリーや媚薬効果のある香水で解決するのでしたらおおいに活用して楽しむのもいいでしょう。
ですがおそらくこれを読んでいるあなたはそういった努力が実らなかったために悩んでいるはず。
ここまでは主に生物学的な理由でのレスの原因を挙げてきました。
次は心理面にフォーカスしてみましょう。
逆に避けられてると思い込んでいる
夫のほうが「妻に拒否されている」と思い込んでいることがあります。
妻のほうは「夫に拒否されている」と感じているのに、夫のほうは逆に妻に避けられていると思ってしまっているのです。
なぜなのでしょうか?
それは、たった1回の“おあずけ”によって起こります。
過去に何かのタイミングで「今日はNo」と言ったことがきっかけで、男性はずっと拒否されていると思い込んでしまうのです。
女性側にはタイミングがありますよね。
生理中、妊娠中、子育て中など、「Noの日」あるいは期間があるものです。
女性側としては体調の変化に応じてYesの日とNoの日があるだけのことなのですが、男性はそういった女性特有の“ゆらぎ”が分かりません。
なので、ある日ある時期の“一時的な”拒否を永続的なものだと勘違いしてしまいます。
男性には「“今は”ダメなの」の意味が分からないのです。
そして、男性は女性以上に拒否されることに傷つきます。
タイミングが悪くて何度か断られてしまうと誘う勇気がなくなります。
欲求はあるのに誘えなくなり、その結果「夫が拒否するレス」に至るのです。
子作りに疲れた
妊活をしていたのにレスになってしまうこともあります。
不妊が長引いた場合です。
できない状態が続き、女性側が妊娠を焦っているときに夫が営みを拒否するようになります。
「子作り疲れ」です。
- 夫婦生活が、子供を作るための作業になってしまっている。
- 妻の「妊娠したい」という気持ちがプレッシャーになって男性機能が低下する。
- 「子作りのためだけに求められている…」と感じて自尊心が傷つけられる。
こうした状態が続くと子作り疲れがたまります。
そしてある日から、営みを拒否するようになってしまうのです。
女性としては排卵日や基礎体温などの関係でタイミングが重要ですし、タイムリミットがあるので焦るのも当然です。
しかしそうした計算や焦りが男性の気持ちを萎えさせてしまうことに注意しておくべきでしょう。
行為が義務化してしまえば、遅かれ早かれレスになります。
とにかく男はプライドの生き物。自尊心を傷つけられる恐怖が、営みを拒否する心理の根底にあります。
浮気や不倫に走るのも、結局は簡単にプライドを満たしてくれる女性を求めてのことですからね。
子供が欲しいと本当は思っていない
心理的な理由として重大なものの一つが「本当は子供が欲しいと思っていない」という場合です。
あなたをがっかりさせないために嘘をついていたり、親や会社など世間の目を気にして子供を作ったほうがいいと思い込もうとしている可能性があります。
夫本人が、自分の気持ちを自覚している場合は希望があります。
建設的な話し合いによって子供を作るかどうか、作るタイミングはいつ頃がいいかなど話し合っていけば落としどころが見えてきます。
本当に問題になるのは自覚がない場合です。
本当は子供が欲しくないと思っているのに、自分自身の気持ちに気づいていない状態は深刻です。
夫の深層心理に“子なし願望”があれば、本人は無意識のうちに行為を拒否するようになります。そして、色々と理由を後付けするようになるのです。
時間がない・生活リズムが合わない
ここまで肉体的および精神的な理由について見てきました。
最後にライフスタイルに関する原因を挙げてみましょう。
時間がない。生活リズムが合わない。というシンプルな理由です。
- 夫が残業ばかりで帰ってこない。
- 共働きで家にはお互い寝に帰るだけ。
- 夜勤があってどちらかが昼夜逆転。
こうした理由の場合、ちょっとした工夫でレスを解消することができるでしょう。
次に、いくつかの解消法のアイデアをご提案します。
あなたの「夫側レス」解消のヒントを探してみてくださいね。
9つのレス解消法
1.風水

占いでレスを解消することってできますか?
あなたも一度は夫婦仲を占ってみたことがあるかもしれませんね。
もちろん、占いはレスを解消するのにとても役立ちます。
夫婦生活を増やすという目的で占いをもちいる場合、昔から効果があると言われているのは風水です。
営みをおこなうのは主に寝室ですので、部屋の気を整えることで愛情を深めます。
また、家全体に風水の知恵を活かすことで夫婦仲をよくしたり、子宝運を引き寄せたりする効果が期待できます。
部屋の模様替えだけでも効果がありますが、引っ越す部屋選びの段階から風水を活用する人もいます。
簡単!風水アドバイス
夫婦生活を増やしたいときはベッドを部屋の北側に置いてみましょう。
北は愛の営みを活発にする気が入ってくる方位です。
自己流風水の注意点
風水は愛情運を高めるだけでなく、気の流れ的に何が夫婦生活の障害となっているのかを見極めるのにも役立ちます。
特別なことをしなくても、気の流れをよくするだけで自然とレスが解消するということもあるのです。
しかし、よかれと思っておこなっていた自己流風水や、ネットや雑誌でよくみるエセ風水でかえって運気が下がってしまうということも…。
こうした夫婦運を下げる風水的な原因については、専門家に鑑定してもらうのが確実です。
プロの占い師にみてもらうと「これでよし♪」という安心感が得られます。
2.夫の気持ちを読みとく占い
占いには「相手の気持ちを読みとく」ことに適したものがあります。
これは拒否する夫が何を考えているのか分からないというときに役立ちます。
- ずっとしてないけど、もしかして浮気してる?
- 私のこと嫌いになった?
- 疲れてるって言うけど、本当の気持ちは?
- 夜の営みを避けるのはどうしてなのか、ヒントが欲しい。
このように「夫の気持ちが知りたい」という場合、占いはその手助けとなってくれます。
自分で占うなら…
自分で夫の気持ちを占うなら、その方法はカード占いがいいでしょう。
カード占いは霊感がない普通の人にもある程度の直観力を授けてくれます。
タロットカードやオラクルカードを使います。
カードのセットは大きな書店や占い用品のお店で買えます。
ほとんどの場合、占い方やカードの意味を解説した本とセットになっていますので、自分で占うことができるでしょう。
占ってほしいときは…
占い師に相談したいという場合、電話占いのヴェルニがあなたの悩みに合うはずです。
ヴェルニは相手の気持ちを当てることで有名で、浮気や夫婦仲の相談が得意な占い師が多くいます。
ここまでレス解消につながる占いの活用術を見てきました。
ここからは日常的にできる夫婦生活を充実させるアイデアをご紹介します。
3.家の中でもメイクする
家にいるときでもメイクをするようにしてみましょう。
妻のスッピンを見慣れてしまった夫を見返す効果が高いです。
つけたまま眠れる安全性が高いミネラルファンデーションならベッドタイムもメイクしていられます。
就寝時にも使える天然素材100%のアイライナーや、寝ながら唇をケアできる天然色素の無添加リップといったものも探せばあります。
「ここぞ!」というタイミングの日はメイクしたまま夜を過ごしてみましょう!
ただし、お肌に悪い普通の化粧品をつけたまま寝るのはやめましょう。
4.匂いを変える
匂いを変えてみましょう。
シャンプーやボディソープ、夫と同じものを使っていませんか?
もしそうなら分けましょう。
「家族感が出てしまって異性として見ることができない」という理由のレスの場合に効果を発揮します。
相手の体臭に慣れてしまうことが“家族感”の原因だからです。
香水などを使うのも効果的ですが、その場合は気づかれない程度にさりげなく使うのがコツです。
5.家の中でもお洒落する
レス解消法として誰もが一度は思いつくのが下着をセクシーなものにするなど、刺激的なナイトウェアを着てみることです。
ですが、“夜のおめかし”以上に効果的なのが昼間のお洒落です。
普段、家にいるときにお洒落するようにしてみましょう。
なぜベッドの上でのお洒落より、リビングでのお洒落が効果的なのでしょうか?
それは、普段からお洒落することで男性の本能に訴えることができるからです。
つまり、昼間、家にいるときにお洒落をしていると「他の男にとられてしまうかもしれない」という嫉妬心を煽ることになります。その嫉妬心が性欲につながるのです。
反対にセクシーなナイトウェアは男性にとって「いつでもできる相手」、つまりもう手に入れた女として興味を失わせさせてしまいます。
“釣った魚にはエサをやらない”のです。
これがナイトウェアでの誘惑が失敗する理由です。
6.自信をつけさせる
男はプライドを満たすためだけに生きている存在です。
心理学者のアドラーは人間の欲求のほぼすべてを劣等感によって解釈していますが、男性心理はまさに劣等感との戦いです。
そして、もっとも男性が劣等感を抱きやすい部分が男性自身に関することです。
自信をつけさせてあげましょう。
具体的に何をすればいいかと言えば、肉体的な魅力を褒めるのです。
なかば暗示をかけるくらいのつもりで褒め続けます。
自尊心が満たされるほどに元気になってくるはずです。
7.食事の改善
夫の肉体的なコンプレックス(ED、精力減退)が理由のレスの場合、効果が高いのは食事を改善することです。
男性の元気は血流によって作られています。
血流を改善するのは良質の油です。反対に、質の悪い油は血管を詰まらせる原因になります。
オリーブオイルや青魚に含まれる油には血液をサラサラにする効果があると言われています。
加えて、精力のもとである亜鉛の摂取が欠かせません。
亜鉛は肉類に豊富に含まれています。赤身のお肉を積極的に食べたいところです。
マカなどをサプリメントでとるのもいいのですが、食事の改善がまず必要です。
どんなにパワーアップ効果が期待できる健康食品をとっても、慢性的なパワーダウンにつながる食事をしていれば夫婦生活の改善にはつながりにくいでしょう。
こうした食生活は子宮力アップにも効果的なものです。
妊活をする上で男性と女性、両方にメリットがあるので、「夫婦の仲は食事から!」というつもりで取り組んでみましょう。
8.○○で話し合う
「話し合う」というのも立派なレス解消法の一つです。
夜の営みについての話し合いは夫婦にとって試練です。
真剣すぎれば重くなって夫が引きますし、軽く話せばと冗談のように扱われてしまい、まっすぐ向き合うのはとても難しい。
どうすればいいのでしょうか?
話し合う場所選びが重要です。
ほどよい緊張感とリラックスが混在する空間でセックスの話をしましょう。
具体的には、少し高級なレストランやカフェ、バーなどです。
思わず背筋がのびてしまうけれど、くつろげる場所です。
笑顔で「最近、してないね」と切り出せば、真剣に向き合いながらもリラックスして話し合うことができるでしょう。
9.フルコースをやめる
夜の営みのフルコースをやめること。
これは「時間がない・生活リズムが合わない」場合のレス解消法になります。
夫婦関係はフルコースでなくてもいいのです。
レスが長引くほど、いざコトにおよぶときはフルコースでなければいけないような気がしてしまうもの。
でも、本当はもっとカジュアルでいいのです。
夫婦でベッドに入ることが、高級レストランに出かけるようなハードルの高さになってしまっていませんか?
カジュアルなレストラン、あるいはファストフードや回転ずしくらいの感覚で営むという選択肢も実はあるのです。
するとどうでしょう。
そもそも「そんなに時間は必要ない」ということに気づきます。疲れていても大丈夫です。
生活リズムが違っても、短い時間でスキンシップを楽しめるようになります。
なにより、そんな感覚で夫婦生活をとらえなおすと楽しむ気持ちが戻ってきます。
妊活が義務になってしまっているときはこの考え方がとくに有効です。
営みを楽しめるようになると気分だけでなく肉体もリラックスした状態になります。結果、授かる可能性も上がるのです。